将来を見据えた家づくり―家を建てる時にバリアフリー化を考えておきましょう―

スタッフブログ

こんにちは。注文住宅の施工を通して、大阪府北摂エリアの街づくりを行っているライブエステートです。

弊社で家を建てるお客さまの年齢層はさまざまですが、皆さんに共通しているのは、家を建てる時に、シニアになった自分たちの姿を想像している方は少ない、ということです。
お家は、これから何十年も住んでいただくものですから、年齢を重ねても快適に暮らしていただきたいのが、私たちの願いです。

そこで、ご希望のお客さまに行っているのが、「下地をいれておく」施工です。

この場合の下地とは、将来手すりなどを取り付けるために、あらかじめ壁の中に仕込んで置くものです。下地がないと、手すりなどは取り付けられませんし、強引に取り付けたとしても、手すりを持った際に手すりごと外れてしまう恐れがあり、とても危険です。

例えば、玄関の上り口付近や、トイレ、階段、お風呂など、手すりが必要になりそうな場所には、使われる用途によっておおよその位置は決まっていますので、その位置に下地を入れておきます。
そうすると、いざという時に大きな工事の必要がなく取り付けられるので、結果的にコストも設置にかかる時間も抑えられるんですよ。

バリアフリーの観点からも下地は重要ですが、同じく「負荷に耐える」という意味合いでは、テレビの壁かけ位置にも、下地を入れておく必要があります。
将来的に、壁かけのテレビを検討されている方は、忘れずに下地を入れておくように、頼んでくださいね。

万が一下地がなくても、柱などには手すりやテレビなどを取り付けることもできますが、場所が限られてしまい、思った位置に取り付けられない可能性が高くなります。
こうした些細な事は、つい忘れがちですが、弊社ではお客さまのご希望があれば、下地を入れておきますので、お気軽にお申し付けください。