施工事例
軒のある家
施工事例
■軒先のある家
街を歩いていると、新しい家はシンプルなボックス型の家が多く、軒のある家が少ないと思いませんか?
いつもは感じていなくても、意識してご覧いただくと、軒のある家が少なくなっていることに気づかれると思います。
そこで私たちが考えたのが、「軒をしっかりと出した家」です。
これまでの外観とは変化のある、新しい家のカタチとして、ぜひご注目ください。
■軒裏に貼られたレッドシダー
軒裏(軒下の裏側)に貼られているのは、天然のレッドシダーです。
天然の木材は、そのまま屋外で使用すると劣化が心配ですが、レッドシダーを外で使えるようにコーティングし、経年劣化が起きづらいように工夫しました。
そして外壁は、弾性が高いのでひび割れがしづらく、また耐久性が高く汚れもつきにくい、ベルアートを採用。見た目の優雅さだけでなく、機能性も追及しました。
外構(エクステリア)は、外観の魅力を引き立てる、コンクリートに人工芝を効かせたシンプルなものに。車も3台停められて、とっても便利です。
■老若男女に心地よいデザイン
玄関を入った瞬間、中庭の大きな窓から明るい光を感じられます。
中庭のガラスは北向きなので、光が入らないイメージがあるかもしれませんが、実は北側って結構光が入るんです。周辺環境などに考慮し設計すると、このようにしっかりと光が差し込みます。
また、普通は250㎜の框(かまち:玄関と床の段差のこと)が一般的ですが、そこを敢えて半分に分割し、2段階にすることで、お子さまもシニアの方も、楽に上り下りができるようにしました。
■洗濯物干しスペースのある洗面脱衣室
玄関ホールを入って右手には、洗面脱衣室があります。
2坪の広々スペースにある大きな洗面台は、朝の忙しい時間でもご家族で仲良く使っていただけます。
そして洗面脱衣室の奥には、独立した洗濯物を干すスペースを完備。
洗濯機を回した後、そのまま干せますので、夜間や雨の日、花粉の季節など、年中いつでも選択ができますよ。
2階にも物干し場がありますが、お客さまからも「室内干しをする場所が欲しい」とのご要望が多く、忙しい現代のご家庭のニーズに応える形で、弊社でも積極的に市内干しを取り入れています。
■22帖の大空間リビング
22帖の広々としたリビングは、中庭を取り囲むように、L字型に配置されています。
手前はソファーなどを置いて、ご家族の団らんを楽しむ憩いの空間に、奥に見える部分には、ダイニングテーブルを配置し、食事をする空間にするなど、メリハリのある空間に仕上がりました。
■インテリアのバランスも◎
テレビを置く場所には、お部屋のアクセントにもなるタイル調の壁紙を採用。
同じ白系の壁紙ですので、馴染みのよいアクセントになっています。
天井に貼っているのは、外観の軒裏と同じ天然のレッドシダーです。屋外と屋内の統一感も生まれ、お部屋全体もかっこよくなりました。
■お部屋を引き締めるかっこいい鉄骨階段
2階に上がるために必要な階段も、弊社の手にかかれば立派なインテリアの一部に。
鉄骨を黒く塗装して造られた鉄骨階段(スケルトン階段)は、スタイリッシュでとても人気があります。
実際に家づくりに取り入れる方も多いんですよ♪
■プライベートが確保された中庭
リビングから続く中庭は、大きなサッシで光をたっぷりと取り込むと同時に、リビングとの一体感が生まれます。中庭は、コの字型の家と外壁で囲まれているので、明るい空間でありながら、プライベートはしっかりと確保。
ご家族で癒しのティータイムを過ごしたり、夏はプール遊びも親子で楽しめます。
■他にはない、高級で重厚感のあるキッチン
キッチンは、今話題のクールなメタル調のキッチンを採用しました。グラフテクトというメーカーのキッチンなのですが、天板まで黒いものは珍しいのではないでしょうか。
メラミン素材なので、見た目だけではなく、掃除がしやすく劣化しづらいなど、機能性も抜群です。
キッチンの背面には、パントリーがあり、キッチンのバックもセットになっていますので、キッチン全体が統一感のある空間に仕上がりました。
1階フロアは、白いフローリングも印象的です。
白い壁とフローリング、黒を基調としたキッチンや鉄骨階段が配置されているので、アクセントとなり、どんなインテリアにも合わせやすい空間に仕上がりました。
■畳のカラーも自由自在
弊社では、一般的ない草の畳はもちろん、和紙で作られた「和紙畳」も使用しています。
このモデルハウスで使われているのは、グレーの和紙畳。
和紙畳の中でも、一般的な畳よりも水はじきがよく、お茶などをこぼしても吸水しづらいため、汚れにくいものを使用しています。
グレーの畳はどんなインテリアにも合いますが、ウォールナットなどの木を多用した空間にも、よく馴染みます。
天井に使われているのは、オレンジ系の壁紙。
畳のグレーとオレンジが、白を基調としたシンプルモダンなリビングに隣接しているので、程よいアクセントになっています。
シンプルにしがちな空間こそ、このように遊び心を加えても面白いですね。
■腰掛けられる小上がり
和室は、リビングから一段上がった位置に造りました。これは「小上がり」と呼ばれる手法で、日本家屋でも古くから使われてきました。
小上がりの部分に腰掛けて休憩したり、お子さまを和室に寝かしつける際に腰掛けたりと、その使い方は自由自在。この小上がりがあることで、おうち時間もさらに充実します。
■プライベートな部分こそ、遊び心を忘れずに
基本的にご家族のみが使う2階部分は、自分たちの趣向を凝らした壁紙などをチョイスしましょう。
モデルハウスでも、クローゼットの中の壁紙をアクセントクロスにするなど、細部にまで遊ぶ心をプラスしました。
■高い位置の窓はライブエステートのこだわり
高い位置にある窓は、光が入りやすくするための工夫。天井にも光があたることで、部屋全体も明るくなるんです。
そして、窓の位置を高くすることで、周囲の目線も気になりません。特に人目のある道路側や隣家に隣接した部屋は、高い位置にのみ窓を配置し、お隣さんとも顔を合わせなくてもよい設計になっています。